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猛暑の夏が過ぎて10月に入り、すっかり秋めいてきました。教会ではこの月をロザリオの月(10月7日)と、世界宣教の月(第3の日曜日・10月18日)と定めています。今回はタイトルの聖書の箇所にもあるように、聖母マリアを福音宣教のモデルとして皆さんと黙想したいと思います。
聖母マリアは、福音宣教に出かける前に、お告げにおいて、神の子イエスを宿す大切さを教えて下さいます。
「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」(ルカ1:38)
「お告げを受け、マリアは、聖霊によって神の子を宿した。」
マリアは、エリサベト訪問のとき、神のみ言葉であるイエスを宿した者は、急いで出かけて行くことを教えています。
「そのころ、マリアは出かけて、急いで山里に向かい、ユダの町に行った。そして、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。」 ( ルカ1:39−40)
イエスの誕生の時、マリアは、イエスを生むこと、イエスを人々に与えること、福音(喜びの知らせ)を示して下さいました。
「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」(ルカ2:11)
ガリラヤのカナで、婚礼の時、イエスが神と人々が和解することを示されました。
イエスは母に言われた。「婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。わたしの時はまだ来ていません。」しかし、母は召し使いたちに、「この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください」と言った。(ヨハネ2:4−5)
慈しみの年(12月8日〜)を控えて、マリア様が信仰、黙想、宣教、ゆるしを受け、ゆるしを与える…キリストへの道のモデルとなりますように。
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