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ロザリオの祈りは、イエス・キリストの生涯を黙想しながら、私たちひとりひとりの心の母である聖母マリアに心を合わせて祈る信心です。一人で、家族で、また教会の仲間とともに祈りましょう。宝塚教会でも、今年10月は、所属する信者皆様と司祭が、一緒に心ひとつにしてのロザリオの祈りの場を、持ちたいと考えます。
毎年 10 月には、1917 年のファチマでの「ロザリオを頻繁に唱えなさい」というマリア様の直接のメッセージは、どの時代においても生きるすべての人にとって直接のメッセージなのです。
神を信頼し、聖母に取り次ぎを願うことです。ロザリオの朗読は、私たち信者の生活の中で、いつでも、どこでも、誰にでもできますので、人気があります。簡単な祈りの言葉ですが、キリストの生涯を黙想する敬虔な祈りです。しかも聖母マリアを通すという、非常に効果的な祈りです。一人でのロザリオの祈りは、とても良いものですが、家族、共同体、小教区での共同のロザリオの祈りは、さらに深い効果をもたらすのです。イエスご自身が、「二人か三人が一緒に座って、私の名によって祈るなら、私は彼らの中にいるでしょう」と言われました。ですから、私たちの最も身近な共同体であるカトリック宝塚教会のすべての人に、ご一緒にロザリオを祈るように心からお勧めしたいと思います。
場所をひとつにして、みんなで、ロザリオの祈りをする場と時を持ちたいと考えていますが、たとえお一人でロザリオの珠を繰るときにでも、どうぞ、すべての人、特にカトリック宝塚教会に属する沢山の信者も、そして司祭も、共に、友として、一緒にロザリオの祈りをしていることを思い出しながら、一致して大きな祈りにしましょう。
私は、ロザリオの祈りの中で、聖母マリアのとりなしを通して、当教会のみなさまのために、いつも祈っています。私のためにも祈ってください。最も神聖な女王が、私たちのロザリオの祈りをする度に、必要なことを、神も執り成してくださいますように。
◆地区ごとにしましょう
地区 |
A 地 区 |
B 地 区 |
C 地 区 |
D 地 区 |
第一週 |
喜びの神秘 |
光の神秘 |
苦しみの神秘 |
栄えの神秘 |
第二週 |
光の神秘 |
苦しみの神秘 |
栄えの神秘 |
喜びの神秘 |
第三週 |
苦しみの神秘 |
栄えの神秘 |
喜びの神秘 |
光の神秘 |
第四週 |
栄えの神秘 |
喜びの神秘 |
光の神秘 |
苦しみの神秘 |
<ロザリオの唱え方>
@ はじめに、十字架のしるしをしながら「神よ、わたしを力づけ、急いで助けに来てください」と唱え、続けて栄唱を唱えます。使徒信条を唱えることもできます。
A 主の祈りを1回唱えます。
B アヴェ・マリアの祈りを3回唱え、続けて栄唱を1回唱えます。
C 曜日に合う神秘を選び、黙想を提示し、主の祈りを1回唱えます。
D アヴェ・マリアの祈りを10回唱え、続けて栄唱を1回唱えます。
CとDを合わせて[一連]、5連で[一環]と言います。
CとDを繰り返し、一環唱えます。
E 元后あわれみの母など聖母への祈りを唱えて、ロザリオの祈りを終わります。
*喜びの神秘(月曜日・土曜日)
第一の黙想 天使はイエスの誕生を告げる
第二の黙想 マリアはエリサベトを訪問される
第三の黙想 イエスはマリアからお生まれになる
第四の黙想 イエスは神殿にささげられる
第五の黙想 両親はイエスを神殿で見つける
*光の神秘(木曜日)
第一の黙想 イエスはヨルダン川で洗礼を受けられる
第二の黙想 イエスはカナの婚礼でご自身の栄光を現される
第三の黙想 イエスは回心を訴え、「神の国」の到来を宣言される
第四の黙想 イエスは神性を現すために、弟子たちの前で変容される
第五の黙想 イエスは聖体を制定される
*苦しみの神秘(火曜日・金曜日)
第一の黙想 イエスはゲツセマネで苦しまれる
第二の黙想 イエスはむちで打たれる
第三の黙想 イエスはいばらの冠を受けられる
第四の黙想 イエスは十字架を担って歩まれる
第五の黙想 イエスは十字架の上で亡くなられる
*栄えの神秘(水曜日・日曜日)
第一の黙想 イエスは死から復活される
第二の黙想 イエスは父のもとにのぼられる
第三の黙想 イエスは父のもとから聖霊を送られる
第四の黙想 マリアは身も心も天にあげられる
第五の黙想 マリアはイエスの栄光にあずかられる
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