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カトリック宝塚教会の皆様、初めまして。パウロ朴起徳神父と申します。カトリック宝塚教会共同体の皆様とお会いでき、本当に光栄です。私は2022年4月に韓国の釜山から大阪に参り、日本語の勉強を終え、11月1日から宝塚教会の主任司祭に任命されました。日本に来る前には南米の「チリ」という国で宣教師として働きました。
皆様もご存知のように、約3年間続いたコロナ時代により、全世界が異常な生活を余儀なくされました。教会も同じでした。共同体が共に主イエス・キリストを記念し、神に賛美と感謝を捧げるミサも長い間行われませんでした。ミサが許されましたが、距離を置くことになり、共同体のミサの豊かさと美しさの意味を完全に享受できなかったりしました。しかし今は、たとえコロナが終息しなくとも、「非正常化の正常化」という言葉のように、再び元に戻っている状況になりました。
私たちは「預言者ヨナ」を覚えています。神の預言を「ニネベ」に伝えなかったヨナを大きなクジラが呑み込み、ヨナは三日三晩クジラの腹の中にいました。そして、主に祈りをささげ、クジラはヨナを陸地に吐き出しました。それで、ヨナは主の命令どおり、「ニネベ」に行って預言を伝え、「ニネベ」のすべての人々は悔い改めるようになりました。
そうです。今一緒に立ち上がる時が来たと思います。3日間クジラの腹の中にいて出てきたヨナのように、三日目に死者のうちから復活したイエスのように、私たちも3年間のコロナ時代を後にして、一緒に新しい時代に進む時が来ました。
したがって、過ぎし時の心と体に慣れた習慣にとどまるより、一つになった共同体の姿で老若男女を問わず、一緒に心を合わせて前向きに進んでほしいと思います。そして、お互いの弱さと不完全さを受け入れながら、神の愛に向かって共に進むことができますように。アーメン。
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