カトリック宝塚教会 月報 巻頭言  カトリック宝塚教会のロゴ

2024年 1月2月合併号
「2024年、明けましておめでとうございます。」
パウロ 朴起徳神父

  今、私たちは過去を後にし、新しい旅路に招待されて歩き始めました。この新たな旅は、キリスト者としていつものとおり、神の道に導かれる旅路だと思います。そして、これは「信仰の巡礼、奉納の巡礼、神との出会いの巡礼」だと言えます。
また、この巡礼は一人ではなく、家族と一緒に歩んでいくものです。人は各自それぞれですが、家族の中でお互いが描いている夢を応援して励まし、もし不安で悩んでいるなら、一緒にその気持ちを分かち合います。苦しい時は一緒に苦しんでくれ、嬉しい時は一緒に喜んでくれ、慰めが必要な時は慰めの力になってくれます。このように家族は、一緒に歩んでいます。そういう意味で、 宝塚共同体も、それぞれが違うにもかかわらず、足りないものはお互いに補い合い、良いものはもっと盛り上げながら、一つの家族のように結ばれ、一緒に神の御心に従って行くと良いと思います。
特に、この紙面を借りて、感謝したい方々がおられます。このカトリック宝塚共同体の多くの信者さまの家族の中には、カトリック信徒でない方も多いそうです。それでも、家族の信仰を尊重し信頼してくださる、未信者家族の方々に特別な感謝を申し上げたいと思います。どうか、父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が皆さんのすべての家族とともに、と祈ります。
 
     
 
   
 

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