カトリック宝塚教会
カトリック宝塚教会月報 2010年8・9月号
五十周年記念の中心!

主任司祭 パスクアル・サオリン・カマチョ神父

暑い夏と共に、私たちの教会の50周年記念の中心となる日がきました。
一年間を通して祈念を味わうと言っても、やはり8月15日は特別な日です。
50年前たくさんの信者は夢を持ち、カトリック宝塚教会の土台を作りました。
今、その夢は現実になりました。
教会は建物ではなく、神様の愛の絆に結ばれている信徒の交わりです。
この神様の絆は現在の信徒だけではなく、亡くなられた兄弟姉妹、又まだ生まれていない信徒をも結び付けてくださるリンクだと思います。
私たちは過去を振り返る時、懐かしさではなく、感謝の気持ちを持ちます。
そして未来に向かう時、現在のカトリック教会の問題を越えて、聖霊の導きを信頼し、希望を持ちます。
この二つの気持ち(感謝と希望)は、今味わうべき気持ちだと思います。
問題や困難はいつもありますが、私たちは問題や困難に囚われることなく、キリストに従う信徒として、キリストの愛、希望、信仰によって養われるべきです。
50周年記念日は教会のリニューアルのためのいいチャンスなので、この一年を使って私たちの先祖の夢を新しくしたいと思います。
憧れと夢はいいことですが、朝になるといつも消えてしまいます。
しかし、希望を持って現実に夢を実現したい人は、失敗をしてもまた、新しい方法を見つけることができると思います。
50年前の教会の方法は過去のものです。
その教会は20世紀と共になくなりましたが、夢は永遠だから、いつも復活します。
21世紀になって、私たちの先祖と同じように、夢を新しくしたいと思います。
今、夢を語らなければ、50年後の信者は100年記念日を祝うことができません。
未来の教会の柱は私たちです。
50年前の土台の上に柱を建てましょう!
そうすれば、50年後他の信者は、教会の聖なる建物を作り続けることができます。
教会はキリストの聖なる体として永遠です。
従って、全ての疑いと悲しみを捨てて、私たちの信仰と喜びを強めましょう!
そのためにこの記念日を祝います。
カトリック宝塚教会! 50周年記念、おめでとうございます!
神様! これからもあなたが望んでおられる教会を作るように、導いてください!
神様の恵みがいつも私たちの心にありますように。 アーメン!