聖週間が終ってから、私たちの教会は新しい歩みを始めますが、今まで一緒に歩んだ道を振り返って、お世話になった信徒の皆さんに心から感謝したいと思います。教会の中ですべての信徒の方は大切ですが、積極的に宣教司牧のために働いて下さる信徒の方が絶対に必要です。キリストは御父から頂いた使命を教会にお任せになりました。教会にはその使命を実現するために聖霊の導きがあります。私たちは聖霊に導かれて、前期二年間 一生懸命、神の国のためによく働きました。多分、すべての仕事は完璧ではありませんでしたが、私は信徒の方々の働きを深く認めて、皆様のご協力に対して「お疲れ様でした」と言いたいと思います。

 議長団から始まり、皆様に感謝しましょう。前期の二年間の中心は、やはり、五十周年記念でした。議長団は、そのイベントを祝うための働きだけではなく、いつも教会のことを大切にしてくださって、自分の大切な時間を捧げてくださいました。また、各委員会とチームとグループのメンバーもイキイキして神の国のためによく働きました。宝塚教会の一つの特徴は信徒の積極的な取り組みです。皆さんはこれからも、役割が変わっても、同じ心で働いてください。私はその熱心な力をよく導けるように頑張りたいと思います。

今までやって来た仕事はとてもよかったと思います。おかげさまで、たくさんのチームと委員会があり、一つ一つの名前を述べることは出来ませんが、私の心の中にあなたたちの疲れを留めて、毎日皆様のために祈っています。教会の中で欠くことのできない方はキリストだけです。司祭から始まり、多くの信者が過ごしますが、キリストの御心の中にすべて永遠に残ります。そのため、新しい時代を迎えるために、落ち着いて使命の負担を他の信徒と分かち合うことが必要だと思います。特に若い世代にバトンタッチをすることは大切なことです。神の国のための働きの報いはこの世の中で見つけにくいことですが、私は皆さんの協力を見る時、皆さんの存在の中にその報いを見つけました。一緒に居てくださって、心から感謝します。ありがとうございました。

カトリック宝塚教会

カトリック宝塚教会月報 2012年3月号
感 謝

主任司祭 パスクアル・サオリン・カマチョ神父